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    • 0章 : Altseedを初めよう
    • 1章 : ウィンドウを表示してみよう
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    • 4章 : クラスを自分で設計してみよう
    • 5章 : 敵・敵のショットを表示してみよう
    • 6章 : 当たり判定の機能を使ってみよう
    • 7章 : 音を鳴らしてみよう
    • 8章 : 得点を表示してみよう
    • 9章 : タイトル・ゲームオーバー画面を作ってみよう
    • 10章 : いざ、公開準備

    0章 : Altseed2 を初めよう

    チュートリアルを始める前に

    この章の目標は、C#とAltseed2を使って開発を進める前に、必要なツールを導入しておくことです。 ゲームに限らず、どんなアプリケーションを開発するにしても、そのための環境が必要になります。 ここでいう環境とは、アプリケーションを開発するために必要なツールやシステムの組み合わせのことを指します。 すなわち、ゲームを開発する準備段階として、開発に必要なツールを揃えておかなければなりません。 それでは早速必要なツールを導入してみましょう。

    Visual Studioのインストール

    WindowsやMacで C#を使用してアプリケーションを開発するには、Visual Studioというツールが必要になります。 Visual Studioは、プログラムのソースコードから実行可能なアプリケーションを生成するツールです。 Visual Studioのインストーラは Visual Studioのウェブページからダウンロードすることができます。

    Windows の場合

    まず「Visual Studio2019」の「コミュニティ」を選択し、インストーラをダウンロードしてください。 ダウンロードされたインストーラをクリックし、起動すると、次のようなウィンドウが出てきます。 「続行」をクリックしてください。

    install_win_1

    次に、Visual Studioをインストールするに際し、併せてインストールするものを選んでいきます。 Altseed2 を使った開発には「.NET Core」が必要です。 「.NET デスクトップ開発」と「.NET Core クロスプラットフォームの開発」にチェックをつけておきましょう。

    install_win_2 install_win_3

    インストールしたいものが決まったら「インストール」をクリックしましょう。 インストールが始まると、次のような画面が表示されます。

    install_win_4

    Visual Studioなるツールは、容量がとても大きいため、インストールに多くの時間を要します。 じっくり待ちましょう。

    インストールが完了し、Visual Studioが起動すると、この画面が表示されるはずです。 ここまでできたら、晴れて Visual Studioの準備は完了となります。 なお、Visual Studioからサインインを求められることがあります。 ライセンス認証に必須ですが、今すぐ必要ということはないため、あとでやっておきましょう。

    install_win_5

    Mac の場合

    まず「Visual Studio for Mac」を選択し、インストーラをダウンロードしてください。 ダウンロードされたインストーラをクリックし、起動すると、次のようなウィンドウが出てきます。

    install_mac_1

    「Install Visual Studio for Mac」をクリックし、新しくウィンドウを表示させます。 暫く待って、このような画面が出たら「続行」をクリックします。

    install_mac_2

    次に、Visual Studioをインストールするに際し、併せてインストールするものを選んでいきます。 Altseed2 を使った開発には「.NET Core」が必要です。 「.NET Core」にチェックをつけておきましょう。

    install_mac_3

    インストールしたいものが決まったら「インストール」をクリックしましょう。 インストールが始まると、次のような画面が表示されます。

    install_mac_4

    Visual Studioなるツールは、容量がとても大きいため、インストールに多くの時間を要します。 じっくり待ちましょう。 インストール中にパスワードの入力が求められることがあります。 その場合は、Mac にログインするときのパスワードを入力しましょう。

    インストールが完了し、Visual Studioが起動すると、この画面が表示されるはずです。 ここまでできたら、晴れて Visual Studioの準備は完了となります。 なお、Visual Studioからサインインを求められることがあります。 ライセンス認証に必須ですが、今すぐ必要ということはないため、あとでやっておきましょう。 また、キーボードの配置を選択する画面が出てきますが、デフォルトのままで問題ないでしょう。

    install_mac_5

    プロジェクトの作成

    インストールが終わったら、プロジェクトを作成します。 プロジェクトとは、実行可能なアプリケーションを作るために必要なファイルをまとめたものを指します。 基本的に、1 つのアプリケーションを作成するときに 1 つのプロジェクトが必要になります。

    Windowsの場合

    まず、Visual Studioを起動したら「新しいプロジェクトの作成」をクリックします。

    次に、プロジェクトのテンプレートを決めます。 今回は、「コンソールアプリ (.NET Core)」を選択します。 ただし、今回は C#を使用するため、アイコンに「C#」と書かれていることを確認してください。 選択したら「次へ」をクリックします。

    project_win_1

    次に、プロジェクトの名前と、プロジェクトを作成する場所の設定を行います。 プロジェクトの名前は「Tutorial」などに設定しておくと良いでしょう。 それ以外の設定は変更しなくても問題ありません。 ただし、プロジェクトを作成した場所は、どこかに記録するなどして覚えておきましょう。

    project_win_2

    「作成」を押してしばらく待つと、この画面が出てきます。 これが、Visual Studioのエディタ画面です。 ここまで来たら、プロジェクトの作成は完了となります。

    project_win_3

    Macの場合

    まず、Visual Studioを起動したら「新規」をクリックします。

    次に、プロジェクトのテンプレートを決めます。 今回は、ウィンドウ左側のメニューの中から「.NET Core」の「アプリ」をクリック、その後、ウィンドウ中央のメニューの中から「全般」の「コンソールアプリケーション」をクリックしてください。 「C#▼」と書かれている部分をクリックすると、使用する言語を変更することができます。 しかし、今回は C#を使用するため、このままにしてください。 選択したら「次へ」をクリックします。

    project_mac_1

    次に、プロジェクトの名前と、プロジェクトを作成する場所の設定を行います。 プロジェクトの名前は「Tutorial」などに設定しておくと良いでしょう。 それ以外の設定は変更しなくても問題ありません。 ただし、プロジェクトを作成した場所は、どこかに記録するなどして覚えておきましょう。

    project_mac_2

    「作成」を押してしばらく待つと、この画面が出てきます。 これが、Visual Studioのエディタ画面です。 ここまで来たら、プロジェクトの作成は完了となります。

    project_mac_3

    Altseed2 の導入

    Altseed2 といった「拡張機能」も、導入しない限りは使うことができません。 Visual Studioには「NuGet」という、拡張機能を管理するアプリケーションが同梱されています。 今回はこのNuGetを使用してAltseed2を導入していきます。

    Windows の場合

    右側のソリューションエクスプローラから「依存関係」を右クリックして、「NuGetパッケージの管理」をクリックしてください。(ソリューションエクスプローラが表示されていない場合は、上のメニューバーの「表示」から「ソリューションエクスプローラ」をクリックしてください)
    すると、このような画面が表示されます。

    altseed_win_1

    左上の検索欄から「Altseed2」と入力してください。 すると、拡張機能の一覧に「Altseed2」が出てきます。 「Altseed2」を選択して、「インストール」をクリックしてください。 「インストール」をクリックすると、次のような画面が表示されます。 「OK」をクリックして、インストールを開始してください。

    altseed_win_2

    しばらく待つと、このような画面が表示されます。 「同意する」をクリックしてください。

    altseed_win_3

    インストールが終わり、ソリューションエクスプローラーの「依存関係」の「パッケージ」の下にAltseed2と表示されていれば、Altseed2 の導入も完了です。

    Mac の場合

    左側のメニューから「依存関係」をダブルクリックしてください。 すると、このような画面が表示されます。

    altseed_mac_1

    左上の検索欄から「Altseed2」と入力してください。 すると、拡張機能の一覧に「Altseed2」が出てきます。 チェックボックスにチェックを入れて「パッケージの追加」をクリックしてください。 しばらく待つと、このような画面が表示されます。 「同意する」をクリックしてください。

    altseed_mac_2

    このように、「Altseed2 は正常に追加されました。」という表示が出れば、Altseed2 の導入も完了です。

    altseed_mac_2

    ゲームに使用する画像や音声を用意する

    さて、これでゲームを開発するために必要最低限のツールは全て出揃いました。 これだけでゲームを作ってもいいのですが、より多彩な表現を盛り込むためには、画像や音声のファイルを用意する必要があります。 今回開発するゲームで使用する画像や音声は、下記のリンクからダウンロードすることができます。

    リソースファイル

    まず、ダウンロードして得られたzipファイルを解凍します。 次に、解凍したzipファイルの中身を、指定した場所に配置します。 Windowsの場合は、~/source/repos/Tutorial/Tutorial/bin/Debug/netcoreapp3.1に配置してください。 Macの場合は、~/Projects/Tutorial/Tutorial/bin/Debug/netcoreapp3.1に配置してください。 このようにすることで、ゲームから画像や音声のデータを使用することができます。

    まとめと次回予告

    今回は、Visual Studio と Altseed2 の導入作業をしてきました。 「プロジェクトの作成」や「Altseed2 の導入」は、常にこの手順で行うため、覚えておくと吉です。

    次回からいよいよ、シューティングゲームの開発を行っていきます。

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