表示するサンプルコードの言語を指定できます。

シーン (Scene)

概要

このクラスを継承することで、ロゴ画面、タイトル画面、ゲーム画面、ゲームオーバー画面といったゲーム画面を制御できるようにするためのクラスです。 シーン自体には画像を描画する機能はなく、実際に画像を表示するためにはシーンにレイヤーを登録する必要があります。 レイヤーを複数保持しレイヤーを管理する機能を持っています。

主なメソッド

名称 説明
AddLayer このシーンにレイヤーを追加します。
RemoveLayer このシーンからレイヤーを取り除きます。
Dispose このシーンを破棄(消去)します。

これらの操作は、実際にはメソッドを呼び出したフレームの最後に処理されるのでご注意ください。

主なプロパティ

名称 説明
HDRMode このシーンに描画された結果をHDRとして記録します。HDRの場合、グレアブルームといったポストエフェクトを使用する際に効果を発揮します。

主なイベント

名称 説明
OnUpdating ObjectのOnUpdateとLayerのOnUpdatingが実行される前に毎フレーム実行される更新イベント
OnUpdated ObjectのOnUpdateとLayerのOnUpdatedが実行された後に毎フレーム実行される更新イベント
OnRegistered Engineへ追加されたときに一度だけ実行されるイベント
OnStartUpdating このシーンのUpdateが実行され始めるときに一度だけ実行されるイベント
OnTransitionFinished トランジション終了時にDoEvents関数内で呼び出されるイベント
OnTransitionBegin このシーンから別のシーンに切り替わり始める際に一度だけ呼び出されるイベント
OnStopUpdating このシーンのUpdateが呼ばれなくなるときに一度だけ実行されるイベント
OnUnregistered このシーンのUpdateが停止するときに一度だけ実行されるイベント
OnDispose このシーンが破棄される際に一度だけ呼び出されるイベント

OnRegisterdなどのシーン遷移にかかわるイベントは、以下の図のようなタイミングで呼び出されます。詳しくはイベント機能をご覧ください。

シーンのイベント

図の補足:OnRegisteredイベントが発生してからすぐにOnStartUpdatingイベントが発生するわけではなく、2つのイベントの間には遷移方法に応じた時間が空きます。これは前のシーンのフェードアウト完了を待っているからであり、新しいシーンで何もしていなくても時間は空きます。OnStopUpdatingイベントとOnUnregisteredイベントの間も同様に、古いシーンで何もしていなくても時間を空けてイベントが発生します。

使用方法

ほぼ全てのサンプルで使用されているので、そちらを参照してください。